今年最大の目標であった試験合格が達成できずに、なんとも充実感のない年の瀬だ。
自分の場合、
「試験に落ちたけど、いろいろ学べたし、新しい知り合いもできたし、これはこれでよかったよね。」
なんてことを言う気は更々ない。
戦術的勝利をいくら積み重ねても、戦略目標が達成できなければ意味がないからだ。
このことを考えるとき、いつも頭をよぎるのは「ノモンハン事件」のことである。ノモンハン事件とは、1939年に満蒙国境線をめぐる日ソの紛争のことである。この時、日本軍はソ連軍に対して、自軍を上回る損失を与えた。しかし、物量に劣る日本軍は最終的に撤退し、ソ連側の主張が通るかたちで国境線が確定された。
日本側はソ連側に損害は与えたものの、国境線の確保という目標は達成できていないのだ。これは戦術的勝利≠戦略的勝利の好例だろう。
そして、ノモンハンで戦略的敗北を遂げたにもかかわらず、日本軍は「装備の劣勢を認識したものの抜本的なドクトリンの改革には結びつけなかった(Wikipediaより)」ため、そのままアメリカとの戦争に突入し、同じ過ちを繰り返して自滅していく。
それだけ戦略目標の達成の成否は、重く考えなければならないと思っている。さもなくば、後世の我々も、日本軍と同じ過ちを繰り返してしまう。それが「歴史に学ぶ」ということだとも思っている。
今年足りなかったことはたくさんある。特に、合格者をベンチマーキングすることが圧倒的に足りなかったと思っている。2次試験対策において、自己相対的に弱みの克服を行ってきたつもりではあるが、それを合格者の水準まで高めることが不十分だった。
来年は、合格者の「形」を徹底して習得しよう。一から自分の意識改革するより、形を習得したほうが簡単だし効率がよい。
さらに来年は、もっと効率的に資格をとることにこだわりたい。なぜなら、私が中小企業診断士になるために費やせる資源は、有限なのだから。
『愚者は自分の体験から学ぶと言うが、私は他人の体験を役立てることのほうを好む。』
―オットー・エドゥアルド・レオポルド・フォン・ビスマルク侯爵―





